日本が受注を目指している、トルコの原子力発電所建設計画について、
日本政府が交渉継続の意志を見せない限り、優先交渉権を打ち切り、
他国との交渉を開始する、とトルコ政府は発表した。
トルコは黒海沿岸の都市シノップで2020年頃の原発稼働を
予定しており、東芝が受注を目指しているが、韓国との交渉を打ち切り、
日本政府に優先交渉権を与えていたにも関わらず、菅首相の原発輸出の
見直し表明を受けて、この話を白紙に戻す可能性が高まったのだ。
トルコとしては、日本の耐震技術や法整備を取り入れたいと考えて
いたとのことであるが、この度の原発事故により、日本国内の反原発の
動きが高まっていることも、懸念材料の一つにはなっているだろう。
かなり大口の受注が消えてしまう可能性が出てきたとのことで、
日本経済にとってはかなり大きな痛手になることは間違いないが、
これについて、反原発を唱えている人たちはどう反応するのだろうか。
他国のことだから、原発の輸出自体は問題ないと思うのか、
世界のどの国であっても、原発を提供するなんてことは許されない、
と思うのか・・・。
なかなか難しい問題であるが、震災復興の観点から言えば、ここは
ぜひ原発輸出をするべきだろうと思う。