一昔前ではPCでマンガなどを読むのは一部の違法ユーザーが
スキャンしたものをアップロードし、Winnyなどでダウンロード
してみると言う言わ ば違法行為しかありえなかった。
せっかく買ったマンガや雑誌を解体し、スキャナーで
読み込むことを自炊すると言い、アップロードしてくれる人を
自炊職人と呼ぶことで重要視された 背景がある。
当時は職人の中でもスキルがあることが必要とされ、特に
見開きページをいかににキレイに結合して一枚絵として
仕上げるかが、まさに腕の魅せどころ とされていた。
逆にスキルのない職人や手抜きスキャンは、即刻2ちゃんねるで
叩かれるという理不尽な状態。
違法行為の中にもルールが出来上がり、ネット上では
急速に広がっていった。
それから10年ほどたった今はネットで書籍を落とすのが
当たり前で、専用端末やリーダーが販売されている。
確かにやっとPCに詳しくない方でも違和感なく取り扱える
時代が来たとは思うが、それでは遅かったのではという印象を受ける。
すでに大量の書籍がネット上で流れ、またそのノウハウも
提供されている時代に今更感があるのだ。
もちろん正式に販売されているものの方が質が高いのも
多いと思うが、これまでに被った損害を取り返すには遅すぎる。
日本の企業は決断力に乏しく、保守的だと痛感する内容だった。